事例紹介
(大手公共系企業様)
データの利用者が希望するデータ加工を
自身で即座に実施できるように!
大手公共系企業様が抱えていた課題と ETLanTIS による解決
お客様では、O社データベース上にあるビジネスデータを帳票出力や分析に供するために、ビジネスインテリジェンスツールを用いてデータ加工を行うシステムを運用していました。 ただ、このシステムはデータの仮想統合を行うための専門知識を有する者によるデータ加工定義操作が必要で、データの利用者が希望するデータ加工を即座に実施できるものではありませんでした。また、代替ツールも検討されましたが、大量データの処理速度の問題や、データの利用者が自身でデータ加工を定義するには難しすぎるという操作性の問題がありました。 IPOC は、ETLanTIS プラットフォームが、表形式のテキストデータを高速に処理できることと、IT 専門家でなくともわかりやすいインターフェースでデータフローを作成できることから、お客様の課題を解決できると考えました。 ETLanTIS プラットフォームは,DBMS を介さず、サーバーのローカルディスクに存在するテキストデータを、バッチ処理に特化したデータフローで加工するので、サーバーのハードウェア資源を効率よくデータ加工に利用できる仕組みになっています。 プラットフォーム内に加工前後のデータを格納していることや、ネットワークが介在しないことで、一般的な ETL システムに比べデータ加工速度を稼ぐことができるとともに、データ加工操作による DBMS負荷も皆無です。 また、利用者自身がデータ加工する際のハードルとなるインターフェースは、完全日本仕様とし、簡単な研修後はマニュアルレスでの利用が可能です。 さらに、Linux サーバー1台で稼働するシンプルシステムなので導入コストが低く、運用にも特別なスキルやコストを要しません。
用途/要件
- O社データベース内のビジネスデータの加工
- データ利用者が自身でデータ加工処理を作成できる、利用しやすいインタフェースを有すること
- 低コストであること
課題
- データ加工ツールの利用に高いスキルが要求される
- 専門知識を有する IT 子会社によるデータ加工処理作成のため、欲しいデータがすぐ手に入らない
- 代替えツールは英語ベースのソフトウェアで、機能も多すぎて使いにくく、利用率が上がらない
導入後
- 直感的なデータフロー作成によるデータ加工が可能
- IT 子会社の介在なく、データ利用者が自身でデータを加工できる
- 完全な日本語のインタフェース、メニュー、マニュアルともに日本語
ETLanTIS利用のポイント
- 表形式テキストデータの高速データ加工
- データ処理モジュールのカスタマイズ
- データ加工ジョブをユーザー間で共有可能
- 導入、運用コストが極めて低い