- 2020 緊急投稿第二弾 -
テレワーク利用の壁を乗り越えテレワークで差をつけろ
代表取締役社長
鈴木 孝一
1. テレワークに立ちはだかるコミュニケーションの壁
オフィスに行けば当たり前のようにできていたコミュニケーションが、テレワークとなると戸惑いがある方が多いのではないでしょうか。オフィスでのコミュニケーションは、顔をつき合わせての会議が主流で、メールなどは補完的に使われてきました。企業では、これを代替するためのテレワークツールとして、スマートフォンやWeb会議、シンクライアント、Slackなどの利用や導入が進められています。しかしながらビジネスの現場では、会議での伝達事項やドキュメント配布を補完するための打ち合わせが頻繁に行われています。このコミュニケーションは、あくまでもオフィスにメンバーが「いる」ことが前提で行えるコミュニケーション方法で、これを、いざテレワークに変えるとなると、簡単にはいかないことは誰にでもわかります。オフィスで仕事をしていれば、気がついた時に、一声かければ済むような簡単なコミュニケーションですら、メールなどで連絡する必要が出てきます。その場合、連絡の失念や、自分でやった方が早いと後回しにしないでしょうか。これでは仕事の効率化や正確性は望めなくなるかもしれません。従来の仕事のやり方を変えないままテレワークを導入しても、オフィスという同一空間にメンバーがいることで存在していたコミュニケーションの隙間を埋めることは出来ません。
それではこれまでの仕事のやり方のどこを見直せばよいのでしょうか。
2. システム部門に立ちはだかる、さらなるコミュケーションの壁
システム部門や事務部門では、さらにこの問題は深刻といえます。システム化とは、言い換えればコミュニケーションのデジタル化です。このデジタル化には要件定義という、いっそう密なコミュニケーションが必要になります。企業では、複数のシステムが稼働しており、要件定義が困難な事務作業部門や企画部門ではExcelなどのEUCツールが多用されています。新サービスや商品の追加、税制対応などを行うには、対象となるシステムを特定し、対応内容を決め、スケジュール順守で作業を進めていくことになります。しかしながら開発を進めていく中では、想定外の問題が次から次へと発生します。これを解決するには、その都度確認や指示などのこまめなコミュニケーションが欠かせません。また要件確定以降は、最終試験段階まで、利用部門は出来栄えの確認が出来ません。このような部門で、コミュニケーションを減らすことは可能なのでしょうか。
そのポイントは以下の通りです
- コミュニケーションが増える要件を減らす、または取り除く
- コミュニケーションなしでも作業を自律的に進められるようにする
- コミュニケーションロスで発生する手戻りを前提とする
これでは「システムは到底できない」、「メチャクチャになってしまう」、「EUCぐらいならともかく」と思われるかもしれません。
それでは皆さんの疑問をひとつずつ解決していきましょう。
コミュニケーションを減らす
プロダクトを見直し種類を減らすツール習得や利用にかかる余計なコミュニケーションは減らす
コミュニケーションロスは発生する
他システムとの連携が容易に行えるようにしておく項目追加、桁数変更などを容易にし、データ設計に柔軟性を持たせるシステムを見える化し、手戻りが発生しても影響範囲の特定を容易とする
コミュニケーションなしでも作業を自律的に進められる
誰でもインターフェース要件が分かるようにシステム全体を見える化するプログラミングの自由度を落し、特別な処理をさせないデータ主体でシステムを見える化、複雑にしない個人ベースで個別テストからフローテストまでを実行できるようにする
以上を実現するシステム要件とは
ワンツール
DB、ETL、プレパレーション機能を持ったカバレッジの広いプロダクトデータに自由度を持たせた柔軟性の高いシステム
部品化・見える化
システムは単機能部品の組み合わせで構成コミュニケ―ションレスでも、共通化、標準化データの流れを見える化し、システム開発品質、データ品質を一定に保つ
データフロー
システムフローからJOBフロー、JOB実行までを同一ツールで管理
3. テレワークスタイルの仕事のやり方で何が変わるか
- ワーキングシェアが可能になる
- 思考の断絶解消で自主性が発揮できる
- 創造的発想が自然と身につく
Let's TRY
Excelの見える化にチャレンジ
データフロー作成にチャレンジ
Tableu連携を体感